パソコンでゲームをするとき、マウスやキーボードでする場合がありますが、やはりゲームコントローラが必要になります。
また、ゲームパッドを使うのは、ゲームをするユーザーだけではありません。
ゲームを開発する人は、ユーザーがゲームパッドを使うことを考慮して、不具合が出ないようにゲームを販売する前に操作します。
販売されているPC用ゲームパッドで売れ筋ランキング1位を不動のものにしている(2023年12月時点)「Logicool G ゲームパッド コントローラー F310r」はどのような特徴があるのか紹介します。
- PCゲームができるゲームパッドが欲しい。
- Unityで開発するときにデバッグできるものが欲しい。
- F310rについて知りたい。
Logicool G ゲームパッド コントローラー F310r
F310rは、特異的なデザインではなく、誰もが目にし、使ったことがあるフォルムをしています。
ゆえに、配置を覚える必要がなく直感的にゲームをプレイすることができます。
2000円の低価格でありながら耐久性が高く、たとえ故障しても3年間無償保証書が付いています。
このように、使いやすさや対応の質などロジクール製品の安定した供給により、F310rはベストセラーになっています。
スペック
スペックは必要最低限でありながら、自分が操作しやすいようにコマンドを割り当てることができます。
コマンドの割り当てには、ドライバーをインストールする必要があります。
一方で、F310rはほとんどのゲームで最適化させることができます。
要するに、こだわりがなければUSB接続して、十字キーやスティックで移動。
Bボタンで攻撃のような操作が初期設定でドライバーインストールをする必要がありません。
| 操作 | フロントボタン・十字キー・アナログジョイスティック |
| 接続 | 有線（USB） |
| ケーブルの長さ | 1.8m |
| コマンド割り当て | 可能 |
| バイブレーション | なし |
一方で、有線で接続してコードの長さが1.8mもあるので、余ったコードが邪魔になったり、逆にUSBまで足りなかったりなどのトラブルも出てきます。
同じくロジクールの製品「F710r」は、ワイヤレス接続できるので、ケーブルに邪魔されない開放感があります。
さらに、有線タイプにはないバイブレーション機能もあるので、ゲームの迫力や臨場感を味わうことができます。
F710rは、無線なので単三形乾電池が必要になります。
「Amazonベーシック 乾電池 単3形」
同封物
購入者が口をそろえて、パッケージが開けづらいと言及しています。
最終的にハサミで本体を傷をつけないように開けました。
中には、本体と取扱説明書と保証書が同封されています。
互換性
公式サイトによると、Windows11・10・8・7に加えて、Windows Vista、ChromeOSなど幅広いOSで使用できます。
外観
本体サイズは、幅189×奥行122×高さ66 mmで一般的なゲームパッドと同じ大きさです。
また、重量は175 g（コード無し）と長時間持っていても疲れない重さです。（公式によると280 g）
コードを入れると、210gになります。
ABXYボタン
ABXYボタンは、一般的なゲームパットと同様です。押すたびにポチポチと心地が良い音がしているので、ゲームをしている実感があります。
反発力が強いので、押したらすぐに戻ってきます。
ボタンを連打するゲームに最適な商品です。
しっかりと押し込む必要があるので、疲労感は出てきそうですが、深く考えるほどの懸念点ではありません。
一方で、誤操作は防げるメリットがあります。操作ミスは勝敗を分ける重要な事柄ですので、注目するべきポイントです。
十字キー
ABXYボタン同様に、押しごたえがある十字キーです。
プラスチック製のボタンで、上下左右の４方向で操作できます。
F310rは、独自開発のフローティング4スイッチDパッドで、真ん中を押すと4方向全ての入力ができるように設計されています。
スティック
滑らかに操作できつつ、操作感もあって回しやすいスティックです。
表面はざらざらとしたラバーで加工していて、すべり止めがあり、急な操作で操作ミスすることはありません。
また、スティックの材質はベタつきがないので、長時間の使用で不快になることはありません。
トリガー
F310rの低評価で目立つ意見に、トリガーの押しにくさがあります。
確かにお世辞にも、トリガーは押しやすいとは言えません。
手前のLB・RBボタンは押しやすいですが、後方のトリガーが山の形をしていてアクションゲームの場合は、非常に操作しにくいです。
後方の傾斜が付いているトリガーを押し続けると、手首に負担がかかる。
前方のトリガーを使うべき。
Xinput-DirectInput
F310rの背面には、X-Dのスイッチがあります。
このX-Dは、XinputとDirectInputを意味しています。
XinputとDirectInputは、WindowsのゲームコントローラーAPIです。
Xinputは、Xbox 360およびXbox OneコントローラーをサポートするAPIで、現在はXinputがほとんどのゲームで採用されて主流です。
一方で、DirectInputは、古いゲームコントローラーをサポートするAPIです。
持ちにくさを感じる？
購入したばかりの時は、握りにくいと思いました。
持ち手の部分が短いので、その他のゲームパッドを使っていて乗り換えると違和感があると思います。
現在は慣れて不満足ことはありません。
エレコムのゲームパッド「JC-U4013SBK」は、持ち手が長く、手にフィットして持ちやすい設計になっています。
グリップ部分は、ラバー素材を使っているので滑りにくいことも強みです。
まとめ
アマゾンでPC用ゲームパッドの売り上げランキングで、不動の１位を獲得しているF310rは、手ごろな価格でありながら、安っぽいつくりではありません。
アナログスティックや十字キーなど操作しやすくて、操作ミスしにくいデザインになっています。
また、保証も3年間とLogicoolならではの高対応です。
PCでゲームをする方、Unityでゲームを開発する方はゲームパッドは持っておくべきです。
はじめの導入として持っておくことを強くおすすめします。
