文系・理系を問わず大学生の話題の1つである単位。
この教授はレポートだから楽。あの先生はテスト100%だから取らない方が良い。
このような情報は所属している各サークルや部活動の先輩から得られるため、先輩とのつながりなくて、さらに友人がいないとこれらの情報戦に負けて単位取得が難しい授業を取ってしまいます。
大学のテストは過去問ゲーと言われていて、過去問さえ手に入れれば、何とか単位は獲得できます。
上手く使いこなして勉強すれば、GPAが最高点4.0を得ることができます。
もちろん単位を揃えないと、大学を卒業できず留年してしまいます。
成績が悪い(GPAが低い)と就職に悪影響になります。
企業は、成績を重視していないという情報も散見しますが、GPAが1.0~1.5だと、勉強しない人・努力できない人というレッテルを張られてしまいます。
大学や学部・学科によって、GPAの価値が変わり、文系のGPA3.0は意外といますが、理系のGPA3.0は上位層で優秀な人たちとなります。
成績が高いに越したことはありません。
しかし、良い成績を取るため友人との時間や趣味・やりたいことの時間を割いてしまうのはせっかくの大学生活が台無しになってしまいます。
本記事では、趣味や資格のような別の勉強に没頭できて、人間関係も良好にしつつ、GPAも高水準を目指せる要領が良い勉強方法を紹介します。
私は、国立大学の工学部・電気電子科に所属しています。
主に理系(出席点0%・テスト100%)の単位の取り方になります。
しかし、一般教養の枠で、文学(歴史・哲学)や経済、心理学、教育学などの文系の単位も履修しているので、良ければ参考にしてください。
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成績評価を確認する
言うまでもないですが、初めに成績評価方法をシラバス等でしっかりと確認しましょう。
成績の評価がレポートにも関わらず、テスト勉強をする。
勉強したことは、無駄にはなりませんが、このような事態を防ぐためにこのように確認を怠らないようにしましょう。
他にも、出席点、小テストなどがあるか確認しましょう。
シラバスに関して1つ注意点があります。
自分の大学でもそうですが、シラバスが全く機能していないことがあります。
- 担当の先生が変わっている・未定(空欄)になっている
- 内容があまり書かれていない
- シラバスと授業の進行があっていない
このようなシラバスは参考にしないようにしましょう。
第1回目の授業は講義を始める先生もいらっしゃいますが、初めの数分はガイダンスをされると思います。そのときに成績評価方法にも触れられるので、第1回の授業は必ず参加し、聞き逃さないようにしましょう。
授業形式から戦略を立てる
授業の形式は、対面、オンライン、オンデマンド形式があります。
対面は、通常の授業のように、教師が前に立って、学生が席に座り授業をするスタイルです。
オンラインは、Zoomのようなビデオコミュニケーションツールで授業をするスタイルです。
オンデマンドは、あらかじめ録画したビデオを配信・配布で授業をするスタイルです。
遠隔授業スタイルは、授業を見直すことができるので非常に効率的な方法ですが、「文部科学省」は遠隔授業は、60単位以上になってはいけないとしているので、コロナが緩和し始めると対面授業に戻り始めるかと思います。
対面
対面は、推奨される学部・授業がありますが、選択科目であれば、取ることを控えましょう。
コロナ禍だった時は対面とオンラインのハイブリット形式でした。
対面式は、前の授業がオンラインで、次の授業は大学に行くことになり、授業中もノートを取らなければならないので非常に効率が悪く、労力が大きいです。
教授が説明されたことは教科書にすべて載っているにも関わらず、ノートに取ることは完全に無駄です。授業中は先生の話に集中して、重要なところや質問することをメモする程度にしましょう。
対面の労力は遠隔授業に比べて大きいので、
必修科目かつ興味がある授業でなければ基本的に、受けない方がよいです。
ただし、オンラインよりも対面授業の方が成績が高かったです。
オンライン
オンラインは、先生が画面共有で資料を提示してくれるので、学習内容が入りやすいです。
また、これは大学・教師の許可が必要ですが、スクショや画面録画をすれば、講義を保存できてテスト勉強が進めやすいです。
しかし、授業やスライドの資料は無断で録画保存すると法に触れます。
単位認定されない、退学だけではなく、前科を持ってしまうこともあるので、保存したいならば、先生の許可を取るといった節度を持った行動をしてください。
ノートを取るのは非効率だけど、
確認する先生は一定数います。
オンデマンド
オンデマンドが個人的に最も低燃費でおすすめです。先生が週ごとに配信を停止しない限り、いつでも、授業を受けられるので、単位が取りやすいです。
こちらも、オンライン同様に、録画保存は一声入れるべきです。
オンデマンドでは、わからないときに質問できないと考える人がいますが、オンデマンドを採用している先生は、講義時間内やメールで質問をすれば返答してくださいますので、オンデマンドのデメリットは解消されます。
しかし、オンデマンドは対面やオンラインのように定刻通りに授業をしないため、だらけてしまいます。オンデマンド型の出席は小テストやレポートで確認されるので、各自の意志の強さが重要です。
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話は聞かずとも出席をする。特にガイダンスは必ず出席
特に理系では出席点がなくて、期末テストだけで成績が決まるような講義を受講していると、授業に参加しない人が多いです。
そして、テスト2週間前に焦り始めて講義に参加する。
こんな人を良く見かけますが、このような人は単位をほぼ確実で落とします。
授業は毎回参加しましょう。
しかし、先生の話は真面目に90分間(全部)聞き続ける必要はないです。
先生は原理や定理を説明してくれますが、
先生が話した内容は教科書・資料に記載されていることです。
資料を読めば分かることなので、わざわざ聞く必要もないです。
したがって、授業は参加しても話は聞かずに内職をおすすめします。
内職
良い成績を取りたい場合は、
演習問題を解く、前の授業のレポートを作成をしてください。
良い成績を持っておくとメリットが多いです。
GPAは相対評価になりますが、3.0以上あれば高いと判断されます。
また、3.4以上あれば、外部で旧帝院の筆記免除の対象になることがあります。
成績はそこそこで、何か別のことをしたい人は、
資格の勉強のような内職をおすすめします。
ブログ記事を書いたり、
国家資格(電験3種)の勉強をしたりしています。
惰性的にゲームやYoutube、アニメで時間を潰すのは、非常に時間がもったいないです。
授業中に定理や原理の説明後は演習問題を解きますが、
内職はやめて、解答・解法をメモして授業中に理解しましょう。
ガクチカづくりはブログ運営がおすすめ!
就活ではガクチカ(学生生活で力を入れたこと)が重要です。
これらガクチカでも評価はされますが、
ライバルよりも一目置かれるためにはブログ運営がおすすめです。
現在、多くの企業はホームページやSNSアカウントを所持していて、
Webマーケティングスキルに長けている人材はとても重宝されます。
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テスト範囲は最低3周
毎週授業に参加して、蓄えた演習問題の解答資料を使ってテスト勉強を進めます。
解けない問題が1つもないまでやることが目安ですが、最低3周は手掛けましょう。
学校・先生側も留年して学生が大学に在籍し続けることは負担になるので、
先生も全員不可にするようなテストを作る人はいないです。
むしろ、1周さえすれば全員が60点以上で合格できるような試験を作ってくれます。
油断して何も勉強しないと、
5点や10点で単位を落として、再履修になることも十分にあります。
1周目はどの問題が自分の力で解けるか分ける
1周目は解ける問題、解けない問題の篩(ふるい)にかけることをします。
1周目で解けるということは、その問題は定着しているのでテスト前になるまで放置で大丈夫です。
解ける問題を何度も解くことは、makeやfoodなどの覚えている英単語を暗記しようとしているようなものです。
2周目以降はできない問題だけ解く
2周目以降はできなかった問題を自力で解けるまで周回します。
そして、テストまでの最後の周回で全部解いてみて、最後の篩をかけます。
時間短縮のため、頭の中で解答する方法もおすすめです。
試験2週間前から軽く準備
テスト勉強はいつから始めるか?
最適なのは毎日復習するから勉強しないことですが、
遊んだり、バイトしたりTOEICや国家試験の対策をしたりすることも大学生にとっては重要なことなので毎日勉強することは難しいでしょう。
テスト勉強は、2週間前から意識しましょう。
私自身、テスト2週間後だとリマインダーで通知があります。
しかし、別の作業をしているので、
問題を解き始めるのは1週間前になり、すべての問題を理解できるのは1日前であることが多いです。
大学3年生になってからは、2日前から始めるテストもありました。
おすすめは、先生がテストの予告を始めた頃からでもよいでしょう。
教授によりますが、2週間前に発表します。
2週間前は、授業中に対策して1回だけ解きます。
授業中は、テスト勉強に全集中して、授業外で勉強するときは試験前日・当日だけです。
このような勉強方法で定期テストは80点・90点は到達します。
暗記よりも理解した方が効率よく定着する
テスト勉強で、問題が難しくて暗記する人がいますが、やめた方がいいです。
理工学部、特に私が所属する電気電子工学科は特に暗記する人が多い傾向にありますが、理解せずにテストを受けると悲惨なことがおきます。
過去問ゲーといわれ、ぼっちだと単位が取れないと心配になる人も多いでしょうが、
定期試験は過去問と全く同じということは無いです。
問題は似ていても、数値の変更や演習問題の類題になるので暗記では通用しません。
全く理解せずにテストを受けて再履修をしている人を何人も見てきました。
確かに過去問があるとテストの傾向がつかめるので、高得点が取りやすいです。
しかし、今まで受けてきた試験は過去問と全て同じということはありませんでした。
さらに、過去問が出回らないように問題用紙を回収する教授もいらっしゃいます。
回収されているにも関わらず、去年の過去問が出回るなんておかしなこともあります。
先生方は過去問と同じ問題を使いまわすことはほぼないので、
しっかりと理解することが大切です。
そもそも、解答を暗記する方が効率が悪く膨大な勉強時間が必要になりますのでやめましょう。
暗記してその場しのぎの勉強で進級できても、来年度の授業は、前学年で学んだ内容を応用していくので、必ず理解するように心がけてください。
大学院へ進学
大学院への進学は、一部推薦(筆記試験免除)もありますが、テストと面接があります。
一般的に、TOEIC(東大院・京大院はTOEFL)のスコアと大学の学習内容から合計7割程度必要で、6割未満だと落ちると言われています。
修士・博士になって原理を理解できていない状態で研究をすると、悲惨な結末になります。
勉強アイテムを活用
テスト勉強中にスマホや休憩が多くなってしまいがちです。
スマホを遠くに置く。このような対策は非常に役に立ちますが、スマートスピーカーで勉強と休憩にメリハリをつけて行うことを効率的に勉強できるのでおすすめです。
まとめ
大学に友人がいなくて、過去問も持っていなくても、授業に毎回出席して、講義中の演習問題をしっかりと理解できれば、確実に単位を取ることができます。
過去問がないとテストで不利と言われますが、大学の先生は過去問の問題をそのまま使うことはないです。したがって、過去問を持っている場合は問題の傾向や類題などを確認するだけにして、しっかりと理解して、試験に臨むようにしてください。
ConoHaは学割も使える